ちょっと早い2024年振り返り Part 2ドル円
今晩、FOMCが行われます。
FOMCとは?
連邦公開市場委員会で、アメリカの政策金利を決める場所です。
今晩利下げ幅を、0.5%か、0.25%に動くと、円高へ動きそうですね。
では、2024年のドル円為替を振り返ってみましょう。
2024年スタートした時点では、$1=140円ぐらいでした。
その後アメリカの景気減速と利下げ、日本の金融正常化と利上げで、日米金利差に反応しドル高円安に進みました。
4月末には$1=160円を付けた際には、日銀は円買い介入をしました。
ドル円相場は、アメリカの経済減速、追加利下げもあるのでは?
という流れで、円安方向から脱げだせない状況で進んでいきました。
7月に$1=162円を付け、日銀はまた介入をしました。
その後日銀の植田総裁から日本の金融正常化のために、金利を上げると発表されたことで、日米金利差が縮小するのではという反応から円高は進んでいる。
本日9月18日午前時点で、$1=141.5円で推移している。
2日前の9月17日には$1=139.58円と140円を割った。
これは、2023年7月以来およそ1年2カ月ぶりの円高ドル安水準でした。
海外旅行は円安だから行けない、という話がこの1年多く聞きましたよね。
今年のドル円は1ドルで20円の乱高下があったんですね。
ビックリです。
11月にはアメリカは大統領選挙です。
もし、トランプ氏が選ばれた場合は、$1=130円へと円安が加速するとの見解もあります。
アメリカ第一主義から、トランプ氏は円安と人民元安を問題視しています。
日本の主な企業は、ドル円の想定為替レートで、$1=140円と考えているみたいです。
しかし、日産や王子HDのように想定レートを$1=155円と考えている企業もある。
このような企業は決算で大きくブレそうですね。
ドル円2024年を振り返りの結論を言えば、2024年スタート時点に戻ったということなんですね。