セルフメディケーション税制

令和3年度の税制改正で、本来なら今年の年末で終わるセルフメディケーション税制が5年間（令和8年12月31日まで）延長されました。

セルフメディケーション税制とはどんなもの？

医療費控除の特例として、健康の維持促進及び疾病予防の取り組みということで、薬局やドラックストアで買うお薬（スイッチOTC医療品）の購入費用について所得控除を受けることができます。

薬を買ったレシートなどにOTCとか㋝などマークがついています。セルフメディケーション税制に使えるかを表示してくれています。

申告する年に薬を12,000円以上購入した場合や予防接種や健康診断の受診など健康のための一定の取り組みを行うものも含まれます。控除限度額は1世帯当たり88,000円となります。

医療費控除またはセルフメディケーション税制のどちらかを１つの選択です。

どちらが得か計算してみてください。

医療費控除の場合は、お医者さんに10万円以上使った人、上限は200万円です。

セルフメディケーションでお薬の合計額を計算して使えるようなら、確定申告で還付してもらいましょう。

この制度は5年間延長されたから、もし今年お薬のレシートがなく、あきらめた人は来年こそは、この制度使うためにも、お薬を買う時は、必ずレシートを捨てずに、一か所にまとめておきましょう。

年末が近くなってきました。体調に気を付けていきましょう！！