外貨建て資産
みなさんは、外貨建て資産をお持ちですか?
円安になって実感したことでしょう。
数年前に作ったドル預金や海外株式の資産が増えていませんか?
特に今は為替差益が大きいのでは?
こうなると、「持っててよかった外貨」となりますよね。
私は昔から円の資産をだけでよいですか?
と言い続けてきました。
外貨を持つということは、インフレにこんなに強いなんて、外貨を持った時にそんな事は考えもしませんでした。
海外旅行に出かけた際に、使えるようにとドルが100円を切っていた時に仕込んだお金です。
ここ20年で一番円高だったのはいつだったか覚えてますか?
東日本大震災後の2011年10月につけた1ドル=75円32銭が、戦後最高値です。
欧州債務問題を背景として市場のリスク回避姿勢が続く中、ドル売り円買いの要因となったことを皆さん覚えていますか?
あれから、13年後の今のドル円レートは1ドル=156円台ですから、13年で円の価値は半額になったということですよね。
友人たちが、海外旅行から戻って来て、すべてが高かったと嘆いています。
13年前は$10,000は75万円だったのが、今は$10,000は156万円ですから2倍以上になってしまっています。
これでは、海外に行ってもお土産でバックなんて言ってられません。
銀座の高級ブランドショップに並んでいる人たちは、外国人しかいないように感じてしまいます。
彼らの通貨で30%引きとTax freeの恩恵で40%引きでお買いものができているということです。
ほんとうらやましいです。
日銀が介入しても為替を150円台半ばです。
もし今後アメリカの利下げがきたとしても、13年前の1ドル75円は考えられません。
だったら、次に来た円高の時には、日本円を米ドルに替えることをしましょうね。