出生率1.20
厚生労働省は5日、2023年の人口動態統計を公表した。
それによると、1人の女性が一生のうちに産む子供の数の指数となる「合計特殊出生率」は1.20となり、統計を取り始めた1947年以降で一番低くなりました。
東京は1を割り、0.99となってしまい過去最低となりました。
合計特殊出生率が全国平均より低いのは、11県(北海道、宮城、秋田、埼玉、千葉、東京、神奈川、京都、大阪、兵庫、奈良)。
合計特殊出生率上位5県(沖縄・宮崎・島根・長崎・熊本)ですって。
東京圏や政令市などの大都市部では、平均初婚年齢や第一子出生年齢について都市が所在する都道府県や全国平均のそれらより高い状況である。
こうしたことは、出生率の地域差の要因の一つみたい。
出生率が伸びない原因として、お金がないから結婚・出産に踏み切れない。
この他に、男女平等と言われているが、婚姻関係において結婚出産で女性の負担が増える。
国は男性にも育児休暇をと推奨していますが、2022年の調査によると女性の取得率は80.2%に対し男性は17.1%で低い割合です。
この他にもいろいろと、子供・子育て支援法などの改正法で少子化を止めるために考えているようですが?
私の母は、赤ちゃんを抱っこするお父さんの姿を見て、自分の時代にこのような光景はなかったと言ってます。
昔は親戚等が近くにいて、子供を育てるのもみんな一緒みたいなこともありました。
今は核家族化で夫婦2人で子育てすることが多く、働きながらの子育ての場合、保育園の問題や勤務する職場の理解が必要になると思います。
保育士で働いてる妹の話ですが、人数足りないから休めない。とよく言っています。
今は共稼ぎがあたり前なんだから、働きやすい職場作り、休みが取りやすい、短時間で成果が出せる働き方、私も含め会社での働きかたを考えていかなくてはいけませんね。
ゆっくり・ゆったり子育てできる環境を社会で作ってあげないと、出生率もあがりませんね。