いつでも平常心を
7月30、31日に日銀金融政策決定会合と、FOMC(米連邦公開市場委員会)が開催されます。
今後のマーケットはどうなっていくのでしょうか?
一番の気になることは、政策金利の動向です。
日本は短期金利を上げるのか?
アメリカは利下げが起こるのか?
ちょっと思い返してみましょう。
7月の初旬、円安傾向で、株価は高値を付けていました。
7月12日に日銀が為替介入したこともあり、円高へ転換し、ハイテク関連の業績に対する失望感などで株価も随分下がりました。
一般的に、金利が上昇すると株価は下がり、金利が下落すると株価が上がると言われています。
それに、貯蓄なら金利が付く通貨の方が魅力的です。
日本の金利が上昇し米国の金利が下落した場合は、円の価値が上がり、米ドルの価値が下がって、円高・ドル安方向になっていくということになるのでしょうか?
どちらにしても、8月になればある程度の方向性は見えてくるので、今はドタバタししないで、じっくり落ち着いて様子を見る。
そして、自分の取った行動を夏休み日記に書いておきましょう。
これから2024年後半戦がスタートです。
この時期になると、年末の新聞が見たい気持ちになります。
アメリカの選挙も、一時トランプ優勢でしたがバイデン米大統領が大統領選からの撤退を表明した後、ハリス副大統領が民主党の大統領候補指名を獲得し、情勢も変わってきた感じを受けます。
今後も転換点はいくつか来ると思いますが、焦らずやっていきましょう。