特別養護老人ホーム
連休中に6月開催予定の介護セミナーのための資料作りをしました。
新聞や雑誌、インターネットなどを利用してあちこちから情報を集めたのですが、出てきた内容にとてもびっくりしました。
いまや日本人の75歳以上の3人に1人が要介護・要支援で、自宅での同居介護が圧倒的に多いということが分かりました。
3月25日に厚生労働省は、特別養護老人ホームへ入所を希望しているのに入所できない待機者が、52万人いることを発表しました。
既に全国に特養は約7800ヶ所あり、定員は51万。しかし、すでに満員状況で、今入居している人よりも、入居待ちの人が多いことにびっくり!!
特養の魅力は入所時に支払う費用がゼロのうえ、月の利用額が5万から15万。
一般の人の厚生年金の月平均が15万だから、どうにか持ち出ししないで、自分の年金額で施設費用が払える感じになるのですね。
しかし、52万人の待機者よ。
10年待っても入れるかどうか分からない感じですよね。
死んじゃうわ!
それに来年から待機者の増加問題を解決するために、入所条件を原則要介護3以上にする方針なのよね。
要介護3の基準は「一人で立ち上がって歩くことができない」
つまり、排泄や入浴、着替えに介助が必要だということですよ。
お金に余裕がある人は介護付き有料老人ホームなどいろいろと選択ができるのですが、生活困窮者はどうしたらよいのでしょう。
私の場合お一人さまの老後ですから、甥っ子や姪っ子に対して迷惑にならないように、お金の不安を解消できるようコツコツ積み立てていかないといけませんね。
連休明けの昨日は日経が400円以上下げましたね、NISA口座も開設できたことですし、そろそろ無理のない、身の丈にあった投資を実行していこうと思います。
日本の人口の1/4は65歳以上ですよ。
ほんとうに大変な時代に入ってきてるわ!