日本の人口
政府の有識者委員会「選択する未来」が50年後の日本の人口を、1億人維持しよう!という報告をまとめました。
今のままでいくと、2060年には人口が8,700万人までに減ってしまい、65歳の人口が40%程度まで上昇するという悲惨な数字がでています。
政府の発表によると、これから50年後も1億人の人口を維持するためには、1人の女性が生涯に産む子供の数を1.41から2030年までに2.07に上げなければ、維持できないということです。
主要国で出生率が2を超えているのはフランスだけ。
かなりハードルは高いお話しのようです。
働ける元気な世代をしっかり増やさないと、財政破綻のリスクも高まる事になり、子供の数が増えなければ、労働人口は減り続けることになります。
60歳で定年なんて夢のまた夢で、健康なうちは働いてお金を稼ぎ、しっかり税金を納めなさいということなのかな?
厚生労働省が出した平成22年の健康寿命の男性が70.42歳。女性は73.62歳。
この年齢は健康でほぼ自立した生活をおくれるという年齢。
それとは別に平均寿命を年代別でみてみると:
昭和30年の日本の平均寿命は男性65歳、女性70歳
昭和60年の日本の平均寿命は男性74歳、女性80歳
平成22年の日本の平均寿命は男性79.55歳、女性86.30歳
健康寿命が昭和30年の日本の平均寿命を上回っているわ。
どんどん長生きになっているのですね。
それだけ、元気なお爺ちゃん、お婆ちゃんが増えたということで、よいことかもしれませんが、社会保障の負担も比例して大きくなるということですね。
この分だと、厚生年金の支給開始年齢が遅くなるのは予想できるわ。
ほんと、自分の老後が近づいてくると焦ってくるわ。
なんか明るいニュースはないのかな???ショボン
来週のブログには元気な話題を書きたいな。