NISA口座1000万人
金融庁の調査「NISA口座の開設・利用状況調査(平成27年9月末)」によると、NISA口座の開設数は957万件に達し、スタートから2年間で1,000万人近い人がNISA口座を保有していることになるらしい。
ほぼ国民の10人に1人がNISAを利用していることになる。
NISA口座の残高は2015年末で6兆4,000億円ですって。
マイナス金利がスタートして、利息が付かないなら株の配当狙い!という人も増えそうね。
私も1月に新たなネット証券にNISA口座を作り直しました。
まずは配当狙いでREITに投資。
そこで気づいたのが、ネット証券の手数料の安さです。
昔(自由化前)、100万円の株式を買う際の手数料が一律11,500円必要だった時代もあったらしいが、今は数百円の手数料で済む時代に。
インターネットによる価格破壊だわ。
しかし、証券会社にNISA口座を開設して、投資をしている人の割合は14年、15年度もわずかに半分に満たない45%前後。
口座保有者の半数以上は60歳以上なんですって。
4月からは「ジュニアNISA」の取引もスタートするわ。
もちろんジュニアたちにはお金が無いから、おじいちゃん、おばあちゃん、両親が子どもの代わりにお金を出して子ども名義で投資を行います。
年80万円までの投資が非課税になります。
贈与税の非課税範囲内だから、資産の世代移転を狙っているみたいだけど、どういう具合に広がるのか?
うまくいくのかは不透明よね。
だったら、マイナス金利でも現金で贈与しておく方が安心かもね。
日銀が発表した、2015年12月末の資金循環(速報)で、現金、預金率は51.8%で、金融商品の半分以上は現金保有なんですって。
マイナス金利だって、銀行へお金預けるのが日本人なんだわ。