円安・ドル高
円相場は8月以降、1か月で6円も円安・ドル高に進んでいます。
米連邦準備理事会(FRB)が量的緩和第3弾(QE3)の追加緩和は10月の次回会合で終了を決定し、ゼロ金利政策も相当な期間維持すると示し、2015年の政策金利見通しの金利予想(中央値)は1.13%から1.38%に上昇。
世の中の人たちは、「米景気回復感は確かで利上げペースも速まる・・・」 というモードにスイッチが入った?
金利が上昇する米ドルで資産運用したほうが、利益をだしやすくなるから、ドルを買い、円を売るという動きになっているのよね。
皆さん覚えてますか?
2008年9月15日のリーマンショック時、円は106円を付けていましたが、2か月弱で16円下落して、90円台までに急落、その後もアベノミクスが起こる2012年の年末ごろまで80円台だったことを。
2年前のお話です。
円相場は、またリーマン危機前の水準戻ったというより、下落したんですね。
みずほ銀行の試算では、円安が10円進むと上場企業の営業利益が1.9兆円押し上がるそうです。
自動車は6千億円。機械・電気機器は1.2兆円ですって。
しかし、円安は家計の負担増になるから注意していかないと。
まずは電力、食糧と生活に欠かせない部分が値上がりしていくんでしょうね。
このごろ仕事が忙しく、料理をする時間もないから、野菜が高くなったとか食糧費が上がっている実感がないおひとり様人生。
これもどうなの?っていう気持ちになります。実体経済は体感しないと分からないものです。
景気次第でアメリカは利上げ、日本は消費税値上げ。
ますます、日米金利差が拡大すればドル高・円安から日本株も上がっていくかな?
期待したいけど・・・。
今日の午後にはスコットランドの独立の是非を問う住民投票の結果がでます。
もし、独立となるとまたマーケットに動揺がくるかな?
どうなるかな??ポンド下がるかな???
経済も人と同様に生きていますね、大きな鼓動を感じます。