ビックマック指数
ビックマック指数というのをご存じかしら?
マクドナルドのビックマックの価格を比較して、世界各国の総合的な購買力を見るという指数です。
アメリカで5.65ドルで売られているビックマックが、日本では390円だとしたら、
$5.65÷390円=69.02 ということは、ドル円のビックマック指数は1ドル=69.02円
今のドル円相場は1ドル=110円前後だから、69.02円で同じものを作っているということになるのよね。
日本のマクドナルドのビックマックは安いというか企業努力がすごいのか?
賃金が上がらないということにつながるのか?
面白い指数だと思いませんか?
今から50年前の1971年8月15日に、アメリカのニクソン大統領が金とドルの交換を停止した「ニクソンショック」が起きました。
ドルは基軸通貨として金と交換することができなくなりました。
金との交換がなくなると、国は通貨の量を調整しやすくなり、金融政策の自由は増えました。
ニクソンショックにより1ドル=360円という固定相場制もなくなりました。
その後、プラザ合意によって基軸通貨であるドルに対して、通貨を一律10〜12%幅で切り上げる、協調介入を行えるようにしました。
発表翌日の1985年9月23日の1日24時間だけで、ドル円レートは1ドル235円から約20円 も円高になったそうです。
私が初めてハワイへ行ったときは、1ドル=250円でした。
円高に進んでいった時代に、私は海外旅行を経験していたんだと今気づきました。
今は国が補償しない通貨として、暗号通貨というものもでてきました。
私も、日本円以外にUS$、CAD$、AUD$、EUR、それにわずかですが暗号通貨ももっています。
変動する価格が、いろいろな相場を作っていくから、逆の動きをしはじめたときは、注意かもしれませんね。