タンス預金

2025年7月の調べによると日本の「タンス預金」は47兆円ですって。
「タンス預金」の意味は、現金を自宅で保管することね。
この数字を聞いて、随分減ったのねと感じた人はどのくらいいるかしら?
2023年1月時点ではタンス預金は60兆円にまで膨らんでいました。
しかし、この数年の金利上昇で、お金を預ける人が増えたみたい。
8月に銀行の通帳で利息が付いていたわよね。
そうよね、なにせ日本は0金利時代があったんですから、お金預けても利息が付かない時代があったわ。
1980年代とかに比べたら、今はまだまだ低金利だけど、預けていたお金に対して、金額にもよるけど数千円単位で利息が入ってきているので、昔とは違ってると感じてます。
それに、近年広域強盗などの事件でお金を盗まれたり、オレオレ詐欺などに安易に渡せないように、自宅に現金を置くのを避けるという考えも広まってきているのかもね。
現実、物価高の影響で、タンス預金を切り崩して生活費にまわしているケースもあるそうよ。
金利が付かない時代は銀行に預けても、現金を受け取るために手数料を払うなら、自宅に現金置いておこうという考えが、コロナ後のインフレ加速で、お金の価値観も変わってきているのね。
アルバイトの賃金も上昇している。
今月に入り、全ての都道府県で最低賃金が初めて1,000円を超えたというニュースを見た。
今月はアメリカのFRBの金利引き下げで、日銀の金利引き上げか?
日米の金利差が縮待っていく世の中ではどうしたらよいのでしょうか?
そこで、復習です。
インフレの時に、どのような対策を取ればよいでしょうか?
物価上昇に合わせて、価格上昇が期待できる金融資産・実物資産へ資産を振り向けるなどの資産運用と言われますよね。
資産運用はその人がどれだけリスクを取れるのかによって、額は人それぞれ違います。
しかし、インフレを回避するには所得を増やすということですから、お金に働いてもらう方法も考えていくのが賢明なのかもしれませんね。