世界文化遺産 富士山
母と久しぶりに旅行へ行きました。
父が亡くなり早4ヶ月。
父が病気の時は、母の親のお墓参りにも行けずじまいだったので、お参りを兼ねて、富士山をぐるりと一周してきました。
富士山は宝永大噴火(1707年)から爆発はしてない山ですって。
2013年7月に産業技術総合研究所の調査によると、過去2000年間に少なくとも43回は噴火していると発表しているの。
300年以上も噴火していないし、東北の地震でプレートも動いているから、いつ富士山が噴火してもおかしくないのかな??
少し怖い気持ちもしますが。
といっても、今年、富士山は世界文化遺産に登録されました。
白糸の滝は今遊歩道を直していたので、滝の近くまではいけなかったのだけど、驚いたことは、世界遺産認定のおかげか、きれいなおトイレができてました。お土産屋さんのおばちゃんたちも、自慢のトイレと言って、うちのを使うよりそちらを使えばとすすめてくれました。
河口湖、忍野八海付近ではたくさんの外国人観光客と遭遇しました。
母が昔、父が元気な頃に来たときは観光客もまばらで、どこでも駐車場はタダだったらしいです。
地元の人たちにとっては地域発展で良いことなのかもしれませんが、世界遺産指定でいろいろ変わった事もあるのでしょうね。昔懐かしい景色が、そのまま残ってくれることを希望します。
河口湖からの富士山はとてもきれいでした。
少し雪もあり、朝の陽ざしで紅色に染まる感じまでには少し早かったけど、歌にもあるように、富士は日本一の山なんだと感心しました。遠目で見ているだけなのですが、本当に美しいと感じました。
富士山を見るときは富士山の背景の空も見る。
日常、空を見上げることはないので、こういう旅行の時に、ぼっ〜と空をただ見ているもの気持ちよいものだと感じました。
大空の青さと富士山の優雅さは日本を代表する風景だと心から思いました。