親の話を聞いてあげよう
今週末、母の住む実家に帰る予定なかったのですが、急な用事ができて土曜日のお昼ごろ帰りました。
未亡人1年生の母は、きちんと食べ、自分の生活をきちんとやっています。
しかし、父がいた頃と大きく違うのは、私が帰ると自分の話をたくさんしてくることです。
「今週は大変だったのよ。お葬式が3回もあったのよ。」
「ママ、お料理本買っちゃった、今年は喪に服すから、おせちはなしだけど、この本のこれを作ろうと思うの。」
ハイハイと相づちを打ち、少しきついコメントを入れながら話を聞いていると、、、、
母の友人が同居している息子家族とうまくいっていないという、2世帯同居問題について語り始めました。
話しを聞いて思ったのは、「近いようで遠い関係」が最良。
お互い、嫌われたくないから遠慮したり、自分と違う意見を聞きたくないから、あえて話さない。
お母さんが出かける時ぐらい、若夫婦がお父さんのごはんぐらい用意したら?と思うことも、お弁当を用意しておかあさんは出かけているそうです。
朝日新聞で、友人はレンタルという記事があり、とても気になりました。
誰かに話を聞いてほしい。・・・でも相手がいない。
だから孤独を紛らすために、いろいろな依頼がくるという女性だけで経営している便利屋さんのニュースです。
お金を払い、寂しい気分を紛らすということ、
そのサービスを受けてる時は気分が変わって寂しさを埋めたとしても、根本的な問題の解決にはなるのかな?
とても疑問に思いました。でも、需要があるから供給するサービスが存在できるのですよね。
今週は仕事で面談がいくつか入っています。
私の面談は、基本的にはお客様のお話を聞くこと。
いやなお話も聞く事になるかもしれませんが、案件を今の現状より改善できれば、きっと良い方向へ向かってくれると思います。
そういうポジティブな考え方、見方をしながら、お客様のお話を聞いています。
同居の話も、子が親を見るのは当たり前!と思うのではなく、お互いに思いやる気持ちが一番大切なのでしょうね。
お金をかけずに、親子間の孤独をなくしていきたいと強く思いました。
私もめんどくさがらずに、母のお話を聞いてあげたいと思いました。