おばあちゃんの指輪
身につけることなく、ケースの中に入れてありました。
母からも身につけていないダイヤの指輪をもらったことをきっかけに、おばあちゃんの指輪も日の目を当ててあげなきゃと思い、宝石のリホーム店に持ち込んでサイズ直しできないかと相談しました。
おばあちゃんの指輪のデザインは古く、石の部分を先に作り、指輪の部分を溶接している立体的なタイプなので、いっそのこと今風のデザインで、石が埋め込んであるフラットタイプに作り直されては・・・と勧められました。
気になるのはデザインではなく、リフォーム代金です。
石の大きさが既製品の指輪の台に入ることができれば、10万円代から直しはできるそうですが、既製のタイプで無い場合は、一からのオリジナルデザインでの制作となり、25万ぐらいかかるという見積もりでした。
オリジナルだと金額は倍に増えてしまう。つまり一点物は高額ということですね。
真ん中の石だけでも40万円するものですよ。
と価値のあることを言われると、直してちゃんと使ってあげたくなるが、おばあちゃんの指輪に使用されているダイヤは、既製品の指輪の台には大きさが合わないから、注文になっちゃうみたい。
25万円あればゴルフクラブ交換したいよな~。
他にも欲しいものがあるしな~。
今は「金」の価格も上がってきてるので、地金代も一時期より高くなってるみたい。
「金」は資産として価値があるのかしら?
もう一度「金」を持つ意味を考えてみたいわ。
- お金は発行している国の信用リスクにより円高にふれたり、破綻によりなくなってしまうことがあるが、「金」は世界共通の価値で取引されるから破綻がない。世界から認められた価値で交換できる。
- 「金」はインフレに強い。物価上昇時には通貨下落が起きるが、実物資産である「金」は値が下がらない。逆にデフレが起こって、株、債券が下落するなかでも有事の「金」ということで買われる傾向がある。まさに今の時代を物語っているかしら。
- 「金」はどこの通貨でも交換できる。
- 「金」をただもっているだけでは金利はつかないが、その他の費用はかからない。不動産なら固定資産税、株式をもっているならば口座手数料などがかかる。
上がるものはいつか下がる。
特に「金」は値動きがある商品だから今は様子見で、次回「金」が$1100を割ったときは考えるわ。
私の指輪のリホームも今は見送ることにするわ。
あと、もしなにかお金が必要なときは、ダイヤの指輪を売ってお金にできるから、持っておくだけなら費用がかからないので、大事に保管しておいて、いざという時に大切に使わせてもらうことにしましょう。