iDeCo加入前の注意点
iDeCoはやった方がよさそう、、、だったら加入する場合、何をしなくてはいけないの?
と疑問がでてくるでしょう?
始めるにあたり最初にすることは、iDeCoの専用口座を金融機関で開設します。
口座はひとりに一つしか持てません。
長く付き合う口座です。
口座を持つということは、手数料が必要になります。
かかる手数料として:
国民年金基金連合会に加入時に2,829円
拠出ごとに 105円
事務委託先金融機関に月額66円支払います。
あと、運営管理費を金融機関に支払います。
金額は無料から数百円です。
金融機関によって金額が様々です。
だったら安い方がよいじゃないという話になります。
毎月400円を35年間支払った場合、168,000円を運営管理費に支払うことになります。
手数料無料の金融機関を選べは、0円ですからその差額168,000円ですよね。
できるだけ安い金融機関が鉄則となります。
なにせ60歳まで下ろせないのですからね。
しかし、インターネットが苦手とか窓口があるところが安心というのならば、手数料が少し高くても自分が楽な方をお勧めしたいです。
あと一番大切なのは商品ラインナップです。
金融機関によってさまざま。
ネット証券会社の方が、運営管理費が無料になっている投資信託も多い。
取り扱い商品の本数は、ネット証券も窓口相談できる銀行でもそれほど変わりない。
もしその金融機関に32本商品があっても、32本に分散は掛け金が少ないから難しい。
その中の5商品ぐらいを使って運用するのが基本だと思います。
コールセンターはそれぞれあるので、分からないことあれば相談して、自分なりに理解してやっていきましょう。
私もそうですが、スタートするときは案外調べたりするのですが、そのまま放置ということになりやすいですね。
私の場合は、基本の商品は変えず、その割合を株式多めにするか、外国株式を多めにするかなど、割合を変更するだけで、商品の入れ替えはほとんどしていません。
姪っ子や甥っ子がiDeCoをスタートする際に、何に投資すればよいの?と相談されました。
私の答えは「あなたたちには時間がある」です。
アグレッシブで行きましょうというのが私のお勧めで、株式8割、債券1割、残りをリート1割あたりで運用することを提案しました。
株式もアメリカ株4割、日本株2割、新興国1割。
面倒くさいとか、分からないと言う初心者の皆さんには、バランス型ファンドというものもあります。
しかし、リスクを取ってリターンを取っていくのが資産運用です。
若い人で元本確保型しか入っていないという人がいたら、まずはバランス型に変えてください。
基本、ほったらかし運用がiDeCoは強みで、その効果を上げるのは投資運用している期間の長さが結果に表れてくると思います。
次回はiDeCoで気を付けたいことをお話したいと思います。