防火防災管理の講習
防火防災管理の講習を受けてきました。
会社の入っているビルの管理会社の人から、テナントごとに防火管理者を出してくださいということで、2日間の講習受けてきました。
地震が起きたら、まずは「自分の身は自分で守るしかない」ということを、思いしらされました。
他人は頼れない、何が何でもまずは自分!なのですね。
もし、119番に連絡がとれても、道路には瓦礫や動かない車がいっぱいで、救急車や消防車がくることはほとんど不可能らしい。そりゃそうだって思いました。3.11の時の帰宅難民もそうですよね。そう言う経験をしてからでないと対策が講じられないと言う後手後手は仕方ないのでしょうか。
一昔は、地震=火の元のチャックだったのが、今は、地震=頭を守り、身の安全を確認できてから、火の元のチェック。
今は昔に比べ、火を使う器具の安全装置がしっかりしてきたようです。しかし、阪神大震災の時は、停電になり、ブレーカーを落とさずに非難所へ避難したために、電気が復旧したあとでの火災が多発。暖房器具のスイッチの切り忘れでしょうか・・・避難するときは必ず、ブレーカーを落とすことを忘れないように皆さんも覚えていておいてくださいね。
助け合って周りのみんなでどうにか復旧するまでの間は頑張るしかないから、もう一度、お水の予備、非常食のチェックもしましょう。だいたい、発生から3日間分が備蓄の目安です。
そして一番大事な事は、周辺の方々とのコミュニケーション。日頃から挨拶程度でも声を掛け合い、存在を確認できるようにしておきたいものです。
震災の時の銀行の対応もすごかったと私は思います。
政府・日本銀行から「災害被災地域の金融機関に対する特別措置の要請」がだされ、通帳、印鑑、キャッシュカードを紛失した場合も本人確認で預金の払戻しができました。
案外、外出中に災害に遭った時のほうが、お財布を持ち歩いているから身分証明書やキャッシュカードをもっていますよね。自宅にいて、逃げ出さなければいけなくなった際に、持ち出しリュックの中に、本人確認のできる免許証、健康保険書のコピーや預金通帳の番号をメモしたものなども入れておいたほうがよいですね。
関東大震災から90年。いつくるかわからない地震ですが、自分の身は自分で守るしかないので、今一度防災点検をしてみてください。何事においても日頃からの準備が大切です。
あと、家族での緊急連絡も確認しておきたいことですね。