最低生活保障

IMG_2018  スイスの国民投票で全ての住人に毎月一定額を支給する「最低生活保障」が否決された。

成人一人当たり2,500スイスフラン(約27万円)の給付を全国民に無条件で給付する制度の導入は見送られることで終わった。

 

朝日新聞の記事に国別給料の比較がありました。スイスのお給料は世界第3位と高いレベルでした。

2014年OECD調べでは、

1位ルクセンブルク $61,511

2位アメリカ $57,139

3位スイス $53,286

ちなみに日本19位 $35,672となっている。

 

一見、「最低生活保障が27万円最高!!」

と言えそうですが、毎月のお給料が$5,000 (約54万円)必要な国からいえば、27万円でどう生活すればよいの?という気持ちになります。

 

ちなみに、日本での単身世帯の生活保護の金額は、都市部が13万円、地方で9万円といった感じです。

これで暮らせるの?

厳しいと思うが、最低生活していけるだけの収入を得られるのであれば何も言えません。それに、医療費は無料になり、葬祭まで面倒をみてくれます。

生活保護受給者は国民年金の支払いが免除され、健康保険も免除、もちろん、所得税、住民税も免除です。

 

今月から私の手取り給料が減るんです。

なぜかというと、昨年ファンドを売り、利益が出たので、その分の住民税が毎月の給料から天引きとなります。以前よりも税金の負担が高くなるので、手取り額が下がるということです。日本のシステムなんですね。

ドキドキしながら支払調書を待っていましたが、税金の繰り延べと考えていいのか??一度で払うのではなく分割払いになったので、ホッとした気持ちと毎月手取りが減る辛さと、、、、どちらにしても生きるのが大変です。

 

パナマ文書では、税金の支払いを回避することに注目が集まりました。

昨日の舛添都知事の調査説明では、弁護士からは「違法ではないが不適切」と政治資金の間違った使い方が指摘されてました。

特権を得た人たちだけがおいしいことをして!!

本来ならあなたたちこそが、政治資金を正しく使い、しっかり税を納めなきゃ、、、、そして最低保障の金額も上げていけたらよいのにね。

 

どの国もご事情は様々だけど、「日々の暮らしを心配せずに生きる」難しさは同じね。

 

私はズルすることなく、しっかり納税いたします。