日本の貧困
「絶対的貧困」と「相対的貧困」という言葉を聞いたことがありますか?
「絶対的貧困」、生きていく最低レベル。
世界銀行では1日1.9米ドル未満で生活する人達を絶対的貧困としている。
しかし、この定義の1日1.9米ドルも妥当性が欠けているということで、貧困ラインの引き上げも考えられています。
2020年では、全世界の7億人以上が絶対的貧困状態で、特に南アジアやアフリカ地域の発展途上国が多いそうです。
「相対的貧困」は、生活はできるが経済的に厳しい状態のことをいい、日本の相対的貧困率は1985年の12%から、2018年には15.4%と上がり、特に17歳以下の子供を見た場合、1985年は10.9%から2018年は13.5%と上がっている。
3月末コロナ禍のなか、授業料が払えないので、大学を中退するという人もいるというニュースをみた。
学生たちがバイトができないために、食べることもままならないというニュースも耳にする。
日本では、子供が7人に1人の割合で相対的貧困の状況にいるという。
生活費に困窮した時の支援はあります。
今は生活困窮者自立支援法により、全市町村に窓口があるので、行政に相談に行って下さい。
誰にでも、収入ダウンなどから貧困へおちいる可能性はあります。
そのリスクマネジメントとして、自分の1か月に係る生活費を確認しておきましょう。
その生活費の最低でも3か月分、できたら6か月分は貯蓄しておきましょう。
貯蓄の仕方はコツコツです。
毎月の収入から一定額を積み立てていくしかありません。
こんな時代だと言わないで!
きっと未来は明るいはずなので!