損益通算
ちょっと聞きなれない言葉ですが、株式投資をしていているあなた。
必ず覚えておいてほしいです。
損益通算とはなんなの?
株式の1年は、1月から12月の12か月が1年です。
株の売買において、この1年分の利益と損失を相殺できます。
投資で利益が出た場合は、税金を納めます。
逆に損失が出た場合は利益から差し引けます。
だから、マイナス分は納める税金を減らせます。
損失が大きくて、足りない場合は、確定申告を行うことで、最長3年間損失を繰り越せます。
なんどかブログで皆さんにお伝えしていますが、この損益通算はNISA口座で発生した損失ではつかえません。
だから何度も言いますが、NISA口座は絶対にプラスで売却しなくてはいけないんです。
だから私の考え方は、短期での運用は課税口座の特定口座か一般口座で損益通算を使う。
長期での運用を狙う株式や投資信託はNISA口座で使いたい。
来年からの新NISAは積み立て部分と積極的投資部分があるから、積み立ては毎月定額のドルコスト平均法で投資をしていってもらいたい。
来年始まる新NISAの資金作り大丈夫ですか?
私は、今もっているNISA口座で利益があれば売却して来年の資金にまわそうと思います。
しかし、NISA口座でマイナスの株式もあるので、そこは自分が信じて買った株式だから気長にお付き合いしていきましょうという気持ちです。
マイナスでの売却はしません。
通常、12月は損益通算ができる最後の月なので、売りが多くでる月です。
マーケットを下げる要因になるともいわれます。
だから売却したい株があるなら10月、11月上旬でチャンスがあった場合は売却して、その資金を来年の新NISAへ向けるのも手ですよね。
次回はドルコスト平均法のお話をしたいと思います。