ドルコスト平均法
投資を始めるにあたり、一番の気がかりは投資資金の工面です。
30代であれば、余裕資産がたくさんある人は少ないでしょう。
まとまった資産はなくても投資はできます。
時間軸を使い、積み立て投資をしていく方法が「ドルコスト平均法」です。
毎月一定の金額で金融商品を買い付けていくことにより、価格が高いときはには少ない数量を、価格が安いときにはたくさんの数量を購入して、平均取得単価を抑えていく戦略です。
銀行で積み立て貯金をしているのならば、その資金を投資に向けていくだけでもいいと思います。
貯蓄では、金利がほどんと付かない今だからこそ、若いからこその時間軸を最大に生かして、コツコツ、長ーく投資を続けることにより収益を確保していきましょう。
金融商品は日々価格が変わります。
だれもが一番安い時に買いたいですが、それは不可能です。
だったら、同じ金融商品をタイミングを分けることで高値リスクを抑えましょう。
毎月の金額も、収入の中から積み立て用の投資額を作りだしていけば、気持ち的には毎月貯金と同じような気持ちでできるはずです。
もちろん、マーケットは下がることもあります。
その下げは数カ月続く場合もあります。
しかし、その時はたくさん買えているんだと喜びましょう。
ドルコスト平均に適している商品は?
株式のインデックスファンドなどはどうでしょうか?
日経平均株価や、アメリカのNYダウのような株価平均に価格が連動するタイプの投資信託です。
価格は株価指数に連動するので、値動きが分かりやすいです。
毎日のニュースで、日経平均とNYダウのプライスは提示されます。
ヤフーファイナンスを見てもすぐ分かります。
私は、投資の世界で働き始めて20年以上たちました。
そこで学んだことはどんなことが起きようが人間がいる限り、経済は成長するものだと言うこと。
成長があれば、長期的な積み立て投資は必ずメリットがあると思うので、迷うより積み立て投資を初めてください。