災害時のお金の引き出し
1月17日で阪神淡路大震災から30年を迎えます。
朝起きてテレビを付けたら、信じられない景色に言葉をなくしたことを覚えています。
その後、日本では中越地震、東日本地震、熊本地震、能登半島地震と震度7以上の大きな地震で何度も起きています。
災害時にお金を引き出すことはできるのか?
経験したことがないので、一般の答えしか言えませんが、できます。
日本銀行は災害地の金融機関に対し「災害時における金融上の特別措置」を要請します。
通帳や印鑑がない被害者に対してお金の引き出しができるようにします。
引き出し可能な金額も決まっていて、多くの金融機関は1日10万円までです。
ではネット銀行は?
営業所がない場合は?
基本、コールセンターへ電話して本人確認ができれば、本人名義の他行口座へ1回10万円までなら振り込みをしてもらえるみたいです。
あと、通帳や印鑑がなくても本人確認の確認が取れれば金は引き出せます。
その場合、写真付き身分証明書があれば良し、ない場合も本人確認ができればお金を引き出せるそうです。
マイナンバーカードのカラーコピーを非常用リュックに入れてあると安心ですね。
となると、ご近所の店舗のある銀行とのお付き合いは、もしもの時に強い味方となってくれそうな感じがしてきました。
停電になればキャッシュレス決済も使えません。
非常用のリュックの中には現金も入れておく方がよいですね。
震災は最低でも7日間ぐらいは自力で生活できるようにと言ってるので、家族構成にもよりますが、10万円ぐらいのお金を備えておくほうが安心ですね。
もちろん、お札だけではなく、コインも入れておきましょう。
「備えあれば患いなし。」
「災いは忘れたことにやってくる。」
今一度、非常用リュックの中身の点検をしておきましょう。