円安
26日の外国為替市場で、円は一時1ドル=123円33銭という値を付けました。
2011年10月31日に75円32銭を付けたあの円高の時代が懐かしいと言っても、たった3年7か月前の話で、2007年の円安の124円14銭という時代から7年10か月しかたっていないという話です。
今後のドルはどうなるの? 株価は?
一般的には、アメリカの利上げ観測が高まることで、日米金利差の拡大で円安が加速して、株高へというシナリオだが、ほんとうにそうなの?
新聞では今後の円相場、日経平均の予測をするアナリストたちが示した数字は、強気で円が130円へ、日経平均は2万5千円と予測している。
そんなにいくの?
では、円安と円高どちらが私たちにとってよいの?
円安の不安は、物価の上昇だ。
一人暮らしの私でも、バターの値段は変わらないが、大きさが小さくなったのは分かる。
日本経済新聞社が主要80品目の4月の平均税別価格を調べたところ、約6割が前年同月より上昇していた。
原材料高などを理由とするメーカーの値上げが徐々に浸透してきたうえ、小売り各社も利益確保のために過度な安売りを避けるケースが目立ち始めた。今春の賃上げなども背景に、今後も値上げが増えていく予感よね。
日々の暮らしが今まで通りに・・・と思うと、デフレのほうが良いのかな?
しかし、リストラとか雇用の問題がデフレの時に起こるから、日々の仕事がある方がインフレが来ても怖くない!ということにもなるかな?
2012年12月に安倍政権がスタート、日銀黒田総裁が2013年4月に量的・質的緩和をして、2014年10月に追加緩和を行い、一段の円安に振れているから、もしまた日銀が追加緩和を発表したら円安は130円に行ってしまうかもね。
その時が分かれば、今ドルを買っても怖くないわよね。
今年に限ってはSell In Mayはなかったみたいね。