今年を振り返り
連邦公開市場委員会(FOMC)で、昨年12月以来1年ぶりに政策金利を引き上げることを決めた。
円安に拍車がかかるのかしら・・・。
2015年12月、アメリカが利上げに踏み切った際には、ドル円は120円台を付けていたが、2016年に入ると世界成長の不透明さから円高へ変わり始めました。
6月に英国民投票でEUからの離脱が決まり、安全通貨の円が買われました。その時は100円を割るほどの円高へと進みました。
11月の米大統領選挙でトランプ氏が勝利した事により、105円台だったドル円が101円台まで円高に進んだのですが、トランプ氏の減税などの発言により米国経済が刺激されて見解が変わると、ドル買いが始まりました。
あの一日の変貌はなんだったの?!
大きく値を下げた次の日はいきなりドル高へ進みました。
今月、イエレン議長の利上げにより、ドル買いは進んでいる。
この1か月の円安は誰が予想していただろうか?
長期金利でみた日米の金利差も2.6%台へと拡大している。
円安が進めば、大企業は海外で得た収益が増えるわよね。
しかし、輸入する物の値段は上がるわ。
来年は、生活必需品の値上がりが起こってくるのかしら?
WTI原油先物も$52台を付けているわね。
2016年当初は$30を切っていたのよね。
なにはともあれ、新大統領のトランプ氏の方針が決まらないと、先行きが不安よね。
このまま株式もドルも高値更新を続けていけるのか?
途中で途切れてしまうのか?
アメリカ経済は金融緩和から財政緩和へと軸足を移してきたわ。
世界のお金はアメリカへ戻ってくるの?
それは期待感だけで実態は??
、、、、、と懸念されてはいるが??
では、日本は??
日銀もETFの買い入れを続けるうちは、それなりの数字を保つことができるとみる見方で、株式も19,500円を超えてきたわ。
今年2月は15,000円を切った場面もあったのにね。
しかし、今の政策をやめた時は、打撃が怖いわ。
だったら来年は、日経平均連動などの商品は持たずに、個別銘柄を狙って投資していくかしら?
どの業種がねらい目かしら??
まずは、年内に外貨MMFにあるドルを売り、損失で繰り越した国内株式の損益通算に使いましょう。
来年の確定申告の準備も始めないとね。
ほんの1か月前まではマイナス運用もどうにかプラス運用で今年は終われそうです。