景気回復??

政府は1月29日に公表した月例経済報告で、「穏やかに回復している」と、景気の総括判断を据え置きにしました。

驚いたことに、2012年12月アベノミクスが始まったときから現在まで、景気回復が74か月続いているそうよ。

しかし、名目GDPは成長率1.8%。実質GDPは成長率1.2%と景気回復の成長率が低いのよ!

1965年11月から1970年7月のいざなぎ景気の時は、名目GDPは成長率18.4%。実質GDPは成長率11.5%というぐらいだから、みんなが実感できた景気回復だったのよね。

物価も上がるけど、給料も上がるという時代だったのでしょうね。

今は、先行きは決して悪くないと言われながらも、米中の貿易問題。イギリスの合意なき離脱などと、世界に目を向けても、先行きにはリスクは多そうです。

そのリスクがどれほどのものなのか?

もしかしたら、74か月続きすぎてしまったから、そろそろ一度下げてみようかという心理ゲームあたりで終わってくれればよいのだけど。

今日から日本とEUのEPA(経済連携協)が発効されました。品目ベースで約94%の輸入品の関税が撤廃されるため、ヨーロッパ産のワインやチーズなどが、今より安く買えるようになります。

EU側も約99%の品目で関税を撤廃するため、自動車を中心に輸出の増加が見込まれ、政府はGDP(国内総生産)約5兆円の効果を見込んでいます。

輸入品が安く求められるのはうれしいのですが、まずは給料、年金、というインカムを増やせてこそ、景気回復ですよね。

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