賦課方式

日本の年金システムは賦課方式でお金を運用しています。

どのようなものかというと、必要な財源を現役世代から集め、年金世代へ支払うという方法です。

だから、年金制度はエンドレスで続けていかなくてはいけないということになります。

しかし、この賦課方式、案外、予測できない将来に備えられるということです。

なぜかというと、「分からない老後」に対して一番対応できるということ。

何歳まで生きられるか? → 年金は終身で死ぬまでもらえます。

いつ、障害になったり、夫が死亡するか分からない?→ 保険の役目を果たします。

物価や賃金の水準の変化の予想がつかない?→ インフレリスクに対応します。

私たちは、いろいろな不確実性の中で生活しています。

もちろん老後の資金をコツコツ積み増していくことも大切ですが、積み立てていたお金を全部使ってしまったら終わりです。

不確実性にはなにも対応していません。

だったら、世代間での調整可能な仕組みの、年金制度の役割をもう一度見直したいですね。

新しく岸田内閣がスタートしましたが、初日の株価は下げました。

確か、トランプ大統領も選ばれた日にダウが大幅に下落しました。

ご祝儀相場とはいきませんが、下がるものは上がる可能性を秘めてます。

ほんと、少子高齢化の低成長ではダメなんです。

元気のある日本にしてくれる政治をお願いしたいです。

年金だけでは暮らせないので、お仕事がある限り働き、積み立て資金も増やしていこうと思います。

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