年金制度

年金制度が、いつスタートしたか皆さんご存じですか?

厚生年金がスタートしたのは昭和17年で、国民年金がスタートしたのは昭和34年からなんですって。

公的年金制度が整備されてきた背景を考えてみて。

かつての日本は、親と同居して農業や自営業を一緒に営む生活でした。

それが経済成長で、子供たちは都会で働くようになり、親の面倒をみることが難しくなってきました。

そこで、社会全体で高齢者を支えるために公的年金が設備されて、このシステムはここ50年ぐらいの年月なんだわ。

1960年の三世代同居世帯数は411万で、高齢者単身世帯数は13万でサラリーマンの割合は53.4%だったそうよ。

2015年の三世代同居世帯数は291万、高齢者単身世帯数は592万まで増えた。

サラリーマン世帯の割合は2017年で89.1%、日本の家族構成は核家族。

若者は都会で働き、田舎の親に仕送りができたらよいが、自分の生活で手一杯ということになり、ここで頼るのは公的年金ということになるのよね。

公的年金制度は仕送りを社会化したものなのよね。

だから、私が年金をいただく時のお金は、多分甥っ子姪っ子世代に納めていただいている納付金が年金に変化したものなのですね。

私の年金受給プランは、70歳からの繰り下げを考えています。

もし65歳から70歳の間に定年が来たら、この間は自分のもっている資金から自分年金を捻出して、繰り下げによって増えた年金を終身でもらう計画を立てたいです。

しかし、繰り下げ受給している人は少ないそうよ。

みんないつまで生きれるかわからないから、先にもらえるものはいただこうと考えてしまうのが普通よ。

年金は自分の掛け金未満で死んでしまっても、それは次の世代の方へプレゼントすることになるのよね。

しかし、公的年金は終身でもらえる年金だから、いつまで生き続けるのか分からない事を考えると、長寿リスクに一番対応していると思うのよね。

皆さんも年金の受け取り時には、受け取れる年齢が来たと喜ぶ前に、損得を計算してみましょう。

今もらうべきか、遅らせるか年金課の人にシュミレーション出してもらい、相談しましょうね!

つれづれ

前の記事

45歳定年
投資

次の記事

新NISA