スタグフレーション
最近、耳にする言葉です。
意味わかりますか?
不況にもかかわらず、物やサービスの価格が継続して上昇することです。
需要が供給を上回る、あるいは賃金や原材料費が高騰する等の原因により、物価上昇が起こることをインフレーションといい、
不況でモノやサービスに対する需要が減少し、供給を下回ることで発生し物の価格が下がることをデフレと言います。
今の状況は、ウクライナとロシアの戦争で起きた異常事態の中で、原油・天然ガスや資源材料の値上によりインフレが起こっています。
円レートでみると、2012年は79円という超円高だった。
あれから10年経った今をみてみると円レートを見ると122円まで上昇して
円安になっている。
川上インフレ、川下デフレという言葉を聞いたことはありますか?
この意味は、川上の意味は、原料を生産、加工する産業で鉱業や鉄鋼、石油やセメントなど直接消費者が関与しないもの。
川下の意味は、スーパーや百貨店、家電量販店など直接消費者にモノやサービスを売るところをいいます。
資産価格が上昇する今、製造業は原料値上げした製品を価格転嫁しないと会社の利益が減ってしまいます。
しかし、消費者としては給料が上がらないのに、物の値段が上昇すれば手を出さなくなり、
結局のところ消費者より製造業の方たちが負担を負う羽目なっていますよね。
売上は上がっているが利益が減っている増収減益という悪い状況が増えてきそうですよね。
これから先、景気後退に入っていくの?
景気後退の時は、貯蓄より投資です。
お金に働いてもらう方法も考えていくべきです。
自分がとれるリスクを早く見極め、資産運用をしていかないといけない時代が来た感じがしています。