パリティ
このごろ為替のニュースを見ていて、パリティという言葉を耳にしませんか?
FX(外国為替証拠金取引)のパリティとは、通貨ペアの為替レートが1になることです。
例えば、ユーロドルが1.00(ユーロ1:ドル1)になればパリティです。
私たちは円で生活しているので、通常、為替は$1=137円とか1ユーロ=138円というように円で外国通貨を比べますが、自国通貨がドルとかユーロとなるとこれを基準に為替を考えます。
ユーロは、1999年から統合され、最初に参加した11か国は、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン、オランダ、ベルギー、オーストリア、フィンランド、ポルトガル、アイルランド、及びルクセンブルクでした。
ユーロ以前に使われていた通貨は:
ドイツ マルク
フランス フラン
イタリア リラ
スペイン ペセタ
オランダ ギルダー
ベルギー ベルギーフラン
オーストリア シリング
フィンランド マルカ
ポルトガル エスクード
アイルランド アイルランドポンド
ルクセンブルク ルクセンブルグフラン
聞くと懐かしくなるのは私たちの年齢だからでしょうか?
一昔前までは、ヨーロッパに旅行するときには、それぞれの国の通貨が必要だったんですね。
しかし、なぜユーロが急落しているの?
それはウクライナ危機での拡大から、地理的、経済的にユーロ安が拡大しているからですよね。
ヨーロッパで起こっている戦争は、ユーロ圏で生活する人にも影響がでています。
早くウクライナ戦争が終わってと願うばかりです。