年末調整
毎年、この時期になると会社の総務から「年末調整の書類だしてください。」と連絡が入りますよね。
年1回なんで、そもそも年末調整を分かっていない人が多いとおもうのですが、いかが?
週末に妹から電話があり、
「年末調整の書類の書き方教えて?」
ですって。
年末調整とは何ですか?
毎月の給与明細書を見ると分かりますが、源泉徴収として私たちは所得税を天引きされています。
この数字は昨年をベースに、1年間のお給料が昨年と変わらないという想定で決められた金額を毎月支払っています。
だから、、、、
そろそろ今年も終わりというこの時期に、1年間のお給料金額が確定する今、正確な所得税額を計算して、
払いすぎていたら還元してもらいましょう。
逆にもし不足しているのなら、正しい額を納税するという仕組みでもあります。
会社の年末調整で対応してもらえるのは、生命保険料控除や地震保険控除。
もしお子様の年金をお父さんが支払っている場合は、社会保険料控除が使えます。
会社の年末調整で対応できない控除もあります。
代表的なものは、医療費控除、セルフメディケーション、寄付控除などは自分の住んでいる税務署に確定申告しなくてはいけません。
今はオンラインでできるようになったので、パソコンやスマートフォンで申告ができてしまいます。
もし、不安な場合は、最寄りの税務署に相談日などが設定されているので、ホームページなどをみて、開催される日を確認して、事前に予約が必要ならば取って、必要書類をもって相談、申告してみてください。
毎月のお給料額が変わらないから、給与明細書など見ないという若い人が多いと思いますが、もらっている額を確認するのではなく、保険代や年金が上がって、手取りが少なくなったな?
とか、今一度今年の分と昨年の分を見比べてみてください。
値上のニュースとそれにともなう賃上げのニュースをよく見ますが、自分のお給料は増えているか減っているか、この機会に見直してみましょう。