死亡したら銀行口座はどうなるの?
私はのんきでした。
父が亡くなったことは、市役所に死亡届を出せば、自動的に金融機関に死亡したことが伝わり、口座が凍結されると思っていました。
が、そうではありません。
金融機関側は、家族から提出された公的な書類で故人の死亡を確認した後に、口座を凍結します。
つまり、複数口座を持っているのであれば、それぞれの金融機関に報告し、書類を提出しなくてはいけないのです。
凍結したことにより、自動口座振替も全て止まってしまいます。
通常、電気代、水道、ガス、電話、インターネット、携帯電話、クレジットカード、NHK,管理費、新聞代、、、、自動引き落としにしていたものすべてに連絡を入れなければいけません。
新しい名義人で口座振替の申し込みを行いますが、振替用の口座変更の手続きに1〜2カ月必要になります。その間はコンビニで支払える振り込み用紙が送られてくるので、各料金や費用を振込用紙で振り込みます。
とても面倒です。
凍結してしまった口座を解除するには?
誰が代表として受け取るかの話合いが決まれば解除できるそうです。つまり相続人が明確になればということです。
父の口座は母がすべて受け取るという事を、母と残された子供たち(相続人全員)で決めました。おかげで、わが家の場合は難なく手続きが完了しました。
複数人で相続する場合は手続きが簡単にはいかないようです。
その時に必要な書類として:
① 被相続人の生まれてからお亡くなりになるまでの戸籍謄本(隠し子など相続人を確定するために)
② 相続人全員の戸籍謄本
③ 相続人全員の印鑑証明書
兄弟が集まるのも大変ですよね。それに気持ち的に49日の法要の納骨後にならないと気持ち的に動けませんよね。
心の状況と手続き処理は相反する所がありますが、これも残された家族の故人に対する感謝とお役目だと、家族全員で取り組みたいと思いました。
次回に続く