防衛費
今年、清水寺の世相を1字で表す漢字は「戦」でした。
ウクライナ侵攻は、平和の象徴のオリンピックが終わりパラリンピックがスタートする間に始まりました。
テレビを見ていて思うんだけど、爆弾が建物に命中したり、幼い子供を連れて逃げるウクライナのお母さんなど悲惨よね。
なぜ今の時代に戦争をしなくてはいけないの?と悲しい気持ちになりました。
この戦争により原油が上がり、食糧が値上がり、私たちの生活は値上がりとの戦いの1年だったと言えます。
そこに、「防衛費の増税」が来年の税制大綱で話し合われています。
なんでこんな時代になってしまったの?益々悲しい気持ちでいっぱいです。
この5年間で、防衛力を強化するために43兆円確保が必要と岸田首相は言っています。
財源がないから、どこからもってくるかということで、法人税、たばこ税を増やそう。
それでも足りないから、「復興特別税」として2037年まで2.1%上乗せされている所得税を1%は復興税として、1.1%を防衛目的税にしようと考えているんですって。
目的が違いますよね。
それに特別復興税として予定していた金額を作るために、終わりを14年ぐらい延長しなくてはいけないというわけで、国民には2037年までのお願いですと言ってたのが2051年までお願いしますということになります。
結果的には増税になるわけで、なんとも日本の政治に未来を抱くのができなくなってきます。
防衛費を増やさない方法はないものなのでしょうか?
来年は兎年です。
兎はもの静かでお行儀がよく、穏やかな一年になると言われているそうです。
争いごとで得することはないのですから、もっとお互いの意見を聞いて幸せな一年だったねと言える年にしたいものです。