金融資産額の平均1,805万円

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総務省が5月17日に発表した2015年の家計調査によると、二人以上の世帯の貯蓄残高(平均値)は1,805万円で3年連続増加ですって。

 

そのうち二人以上の勤労者世帯についてみると、貯蓄残高(平均値)は1,309万円ですって。

 

働き盛りは、子育て、住宅ローンと貯蓄にまわすお金がないのよね。

といいながらも平均値から言って1,000万円超えですか?

と驚くが、平均値を下回る世帯が約3分の2を占めていて、貯蓄減残高の低い世帯が多く、逆に平均値より多く貯蓄できている世帯は平均値以上だから、このような結果がでているようだ。

 

興味のある人は、総務庁統計局 家計調査報告をみてください。

http://www.stat.go.jp/data/sav/sokuhou/nen/index.htm

 

この報告を見ていて、思うのは、日本人は現金が好き。

全体の62.5%が現金で保有し、投資に回しているお金は14.6%。

しかし、面白いのは、貯蓄高が3,000万円を超える世帯の投資に回すお金は20%と多くなる。

 

高齢無職世帯の1世帯あたりの貯蓄現在高は2,430万円と、前年に比べ2.4%増加ですって。

日本のお金は高齢者=年金者が持っているのね。世代間の格差を感じます。

 

40歳から49歳の貯蓄現在高は1,024万円、負債現在高は1,068万円ですから、大半の40代はローンレンジャーですね。

 

私たちが老後を迎える10年20年後に金融資産額の平均はいくらになっているんでしょう?

インフレが来ていたらこの数字はもっと増えているし、

今のようなデフレならこの数字は変わらないのでしょうか?

 

今は予測しても仕方ないから、この数字に追いつけ追い越せでやっていきましょう。