海外銀行口座
という話をよく聞いたが、
9.11の同時多発テロが起こってからは、マネーロンダリングやテロ組織の資金移動に海外口座が使われていたので、非居住者(その国に居住していない人)の口座開設は毎年厳しくなってきている。
厳しくなった今でも、個人ならば非居住者でも口座を開設してもらえる銀行はある。
しかし、海外で口座を持つには言葉の壁が付きまとう。
今はインターネットもあるから、オンラインシステムで前もって登録しておけば、送金サービス、口座間での取引もできる状況ではあるが、画面はすべて英語。
たまに、日本の銀行のホームページでも、自分のやりたい、見たい情報を探すのに苦労しているのに、それが英語だったら??大変よね。
現在、私の周りで海外銀行口座をもっている友人たちが、預けっぱなしで口座内のお金を動かさなかったために、口座が固まったままという状況の人が多くいる。
電話で解凍してもらえる場合もあるが、英語対応。
日本語では受けてはもらえない。
それに、たまには聞き取りにくい国の人が出たりすると、お手上げ状態だ。相手もネイティブではないし、英語だってお国訛りもあります。
電話でもどうにもならない場合は、口座を作った銀行に出向くしかない。
行ってもまた英語での質疑応答だから、英語ができない人のために、現地コーディネーターにお願いして、作業を手伝っていただくための、口座対応ツアーもあるようだ。
しかし、その人たちもこの人はお金があるというのがわかれば、自分のやっている海外積立口座での資産運用などを進めてくるのが次の勧誘みたいな話も聞く。
一番困ることは、本人が口座を開いた現地に行けない時は??
病気になり飛行機に乗れなくなった。
突然本人が死んでしまったといった場合だ。
法的な手続きをすればお金を戻すことはできると思うが、弁護士などにお願いするとコストが高く、相当取られそうだ。
この状況を作らないためにはどうする?
「自分でコントロールできないものは、持たない。」
日本の口座でもマルチマネー口座をもつ銀行も多い。
その口座にドルの状態で持ち、為替が円安になったときに円に換えたり使ったり、海外に遊びに行く際に使える状況にしておこう。
資産を日本円だけでは・・・ということに不安を持つ人には、ビットコインかな?
ビットコインはビットを持つ信頼関係で成り立っている。
来年からは日本の銀行でも独自の仮想通貨が使える環境になってくるらしい。
海外口座をもつなら、ビットコイン口座をもとう!という時代が始まったのかもね。