住宅ローン
部屋の片付けをしていたら、父の遺産相続の書類がでてきました。
書類をみてびっくりしたのは、父が家を買ったときの金利。
9.45%と書いてありました。
今は変動金利ならば1%以下。
信じられない数字です。
9.45%の金利はサラ金か?と間違えてしまうほど、今の時代からみれば恐ろしい数字です。
母も金利だけ払っている感じで、早く返そうと思ったそうです。
今は、「持ち金は使わず、ローンを組んで、支払っていきましょう」と住宅ローンの担当の方の誘い文句だ。
しかし、ローン金利9.45%の時代は良い時代だったのかもしれません。
みんな、それでもやっていけたのですから・・・。
終身雇用、退職金も十分にいただけて、年金ももらえた時代だったということです。
お金を預けておけば、それなりの金利がついて、年金者にとっては金利でお小遣いを稼いでた人もいた時代でしょう。
もし、金利9.45%で3000万円借りて、30年で返済すると計算した場合:
返済総額 9041万円 利息額6041万円。という数字になります。
借りた金額の2倍の利息を払わなくてはいけないことになります。
金利1.00%で3000万円借りて、30年で返済した場合:
返済総額 3473万円 利息額473万円。なんとなく返していけるか?という気持ちになる数字です。
どんなに金利は低くなっても借りた以上は返済義務があるので、お金を借りる時には返済計画を立て無理ない返済をしていきましょうね。