外貨で儲ける?
黒田発言
「量的緩和をもっとしますよ」
により急速な円安になってしまいましたね。
円も118円となってくると、今後も円安が続くのでは?と思うのが主流ですよね。
118円というのは、1990年の円の安値(160円)と2011年円の高値(75円)のほぼ中間地点なのですよ。
普通ならば、急に円安になった半分ほどは円高に戻ってもおかしくはないですよね。私も110円ぐらいがもう一度戻ってくれば円を少し外貨MMFで購入しようかなと思っています。
前回のブログにも書きましたが、もしCITIで米ドル1年定期にした場合のTTSは119円金利が0.03%だから、1万ドルの1年定期預金をした場合の一年後の手取り金額はドルで$10,000×(1+0.0003×0.8)=$10,002.40たったの2.4ドルしか増えていません。
これにかかる為替手数料が片道1円かかるということは、もし119万円の投資額を上回るためには、119万÷$10,002.4=118.94円から1円の為替手数料がかかるから同じ価格でドルから円へ換えてもなんの儲けなしで、1年の月日が流れていたということになるのよね。あ〜あ〜
ということはやはり、まだ円安が来ると思う人は、証券口座の外貨MMFよ!
運用方法は、外貨建ての高格付けの短期債券を中心の投資信託だからつぶれる心配は無しということだし、一万円程度からスタートできるし、購入、解約も自由よ。野村証券の外貨MMF米ドルの年換利回りは0.129%よ。預金の4.3倍よ。
だったらFXのほうが儲かるんじゃない?
と、おっしゃる人もいると思うけど、FXは最初に一定の証拠金を預けて、それより大きな金額で通貨を取引するレバレッジという方法があるの、やり方とかお勉強が必要なのよね。
思ったように円安で相場が動いていれば儲けもレバレッジの分儲かる仕組みだけど、逆に相場が動けば元本がさよなら。
なんのための外貨投資?元も子もないじゃない・・・ということになりかねないの。
FXには自動で損切りをする仕組みがあるから、活用しないとね。
そうしないと大損という結果もありうるわ。
しかし、ほんとまだまだ低金利時代なのね。
金利が上がるのも怖いけど、上がった時の対処を考えていかないとダメね。