お施餓鬼法要
父が亡くなり、初めてのお盆が来た。
毎年8月1日は、お寺で「お施餓鬼法要」が行われているのは知ってはいたのですが、今回は父の新盆ということもあり、初めてお檀家さんの集まるお寺のイベントに参加してきました。
毎年、春と秋にお墓参りは欠かさず行きますが、お隣さんのお墓の方と会う機会はなく、今回初めてお会いすることができました。
マンションに住んでいても同じですが、お隣さんがどんな方か分かるとなにかホッとしますね。
お施餓鬼法要は、お寺によって行われる内容は違うのですが、私の行ったお寺さんは、開催されるお寺のある地域の僧侶さんが集まり、その持ち回り代表の方の説法を1時間聞いた後に、皆さんでお経が読みあげられました。
全ての仏様のために心をこめてご供養するので、お寺さんも力を入れてるなと感じました。
昨年のお盆から1年間の間、お檀家さんのお宅でお亡くなりになった方々の、白木のお位牌が置かれてある机の前で御焼香をしました。
父の白木のお位牌もそこに置かれてありました。数えてみると10個の白木のお位牌があったから、この1年で10人のお檀家さんがお亡くなりになったのですね。
お隣のお墓の持ち主の方ともお話ししました、、、、人は死んでしまって終わりというわけにはいかないわよね。
東京のお墓はお値段も高いし、お金残さないで死ねないわよね。
私もお一人様で一生終わってしまった時は、先祖代々のこのお墓に入れてもらおうと思っていたのですが、ちゃんと供養するお金は弟の子供に置いていかなくっちゃ。
お骨は散骨して、海へまいてもらってもよいかな。そうすれば、何十年後に土に返す手間がないかな?
父の白木のお位牌を眺めながら、父は死んでしまったと改めて実感しました。
暑かったけど、お寺へ行ってよかったと思いました。