今年の仮想通貨

昨年のこの時期、仮想通貨の値上がり方がすごかったのを覚えていますか?

高騰にラッキーした億り人(おくりびと)が、次々に誕生したというニュースを聞きましたよね。

 

仮想通貨に投資する日本の個人投資家はどのくらいいると思いますか?

延べ360万人ですって。

 

では、仮想通貨の一つ、ビットコインの価格はいくらかご存知ですか?

2017年8月ごろには、40万円代でした。

2017年12月17日には高値 222万円をつけました。

そして、2018年11月16日本日の価格は62万円代です。

先週までは72万円代で推移していたのですが、昨日イーグルゲイツによる詐欺まがいの事件で、朝方つけていた価格の60万円を切りました。

 

仮想通貨の税法は「雑所得」で、他の所得と合算して総合所得金額となり、金額が増えるほど税率もアップするという総合課税です。

雑所得は他の所得と損益通算できないので、損失の繰り越しができません。

その年は、仮想通貨の売りにマイナスが出たら、損だけで終わってしまうんですよね。

国内株式ならば、3年間の損益通算が使えてマイナスが繰越せるのにね。

 

こう見ていくと、仮想通貨を使ってのお買い物が日常的にできるという時代は来ないように思えてきました。

 

しかし、絶えない仮想通貨詐欺。

日本では仮想通貨を扱うには、金融庁からの登録が義務付けられています。

仮想通貨交換業者―金融庁 のサイトに載っていない業者は怪しい業者ですから注意してください。

 

今年は何人ぐらいの億り人が誕生するのでしょうかね?

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