授かり婚
日本において摘出第1子出生数のうち、妊娠期間よりも結婚期間の方が短い、つまり、結婚前に妊娠している割合が、昭和55年では10.6%だったのですが、平成16年には26.7%と20年で倍に増加しているそうです。
「できちゃった婚」とか言ってた話しが「授かり婚」とは、言い方一つで印象が変わりますね。
特に、30歳~34歳が年齢別に見た割合の中で増加率が一番高くなっています。
やはり、妊娠適齢期からみても、この年齢層はラストチャンスの時期と見ていいと思います。
授かり婚は妊娠先行型結婚と言われ、経済的に貧しいために結婚に踏み切れず、付き合ってはいるが結婚には進めないというカップルに多くみられる現象だそうです。妊娠により結婚へのきっかけへとなったケースが多いそうよ。
これもある程度年齢が高くなってきている傾向にあるそうです。
もう少し深く考えてみると、男性側の結婚への決断力低下がかいま見れるような気がします。
授かり婚の理由として、女性が社会で活躍するようになった事で結婚出産のタイミングが遅れていると言う事、経済的に男性だけの収入で妻子を養えない時代でもあるということかしら。昔のように男性が女性を100%養うという考えも薄れてきている訳ですね。
お互いに自立できていれば、結婚という形を取らなくてもよいという考えかたもできる訳ですが、授かり婚の場合、親になるという使命を持つ心の準備期間が短いような印象を受けます。
ほんと親になるということはお金がかかりますね。
今までは自分勝手に使えてきたお金が、結婚相手と子どもが増えるわけで、まして日本の教育費は高く、小さい時に働こうにも預ける所もままならない。ふぅ〜
実際、子供を一人育てあげるには約3,000万は必要よ。
18歳の姪っ子が、「私26歳で結婚する。」と夢のような話をしていたのですが、見合い、恋愛、授かり婚と、どういう条件、チャンスで結婚相手を選ぶのか分からないのですが、漠然と結婚することを望んでいるのね。もう少し大人になれば分かってくるかしら・・・。
私は今世は自分のために生きると決めたから結婚はしないと思いながらも、
「美津子さんもいつかいい人ができたら分からない!」
といってくれる姪っ子ちゃん。
ジェネレーションギャップかなぁ ここまでくると年齢からしても、授かり婚は考えられないわ。