奨学金 大変な大学生たち

DSC00514子供が大きくなるのはあっという間です。

甥っ子2人も大学生になりました。

親たちは大変よね。

住宅ローン組みながら、教育費を捻出して汗だくになって働いてて、自分たちの老後資金の心配などしていられないわよね。

 

今ある現実を乗り越えていってもらわないと!

 

教育資金の用立て方法として代表的なものとして3つあげられます。

①奨学金(給付型) ②奨学金(貸与型) ③教育ローン

 

まず、奨学金は学生本人が借り手となります。

 

奨学金(給付型)の一番のメリットは将来の返済がないという点ですが、条件はとても厳しい。

学校ごとに資格条件や募集人数、給付金額などが異なり、誰もが利用することはできません。親の収入条件などもあります。

 

奨学金(貸与型)は卒業後に返済義務のある奨学金で、無利子のものと有利子のものとがあります。

とてもポユラーなのが日本学生支援機構(JASSO)で大学生2人に1人がこの貸与型の奨学金を利用しているそうです。

 

銀行などの教育ローンは親が借り手となります。

1年中いつでも申し込みが可能。

授業料などの目的以外のものにも使えます。定期代、アパート代、パソコン購入などの費用に充てることもできます。

子供の将来に借金は残さないのが理想ですが、自分たちの老後の準備が近づく時期に新たなローンを組まざるを得ないのも、親にとっては負担が大きいです。

 

今日の新聞で、奨学金を3か月以上滞納している人が17万人に上り、898億円の返済が滞っているというニュースがありました。

みんなそれなりの理由で返済ができないのでしょう。

わかっているけど返したくても返せない、無理は無理!!という世界なんでしょうね。

 

給付型奨学金をくれる団体も存在するので、条件は厳しいけど借りたお金を返さないで勉強ができるのはステキではないですか?

条件を調べてチャレンジしてみてもよいのでは。

 

社会人になると、学生のときは、「無理、無理」でOKになっていたことも「だめはダメ!」と厳しい対応が必要となるから、考えずらいと思うけど、借金はできるだけしない方向で地道に進むのが得策ね。

 

新社会人の真新しいスーツ姿を見かけるこの時期、後ろからそっとエールを送りたいです。

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