相続人がいないため国庫に入った額

hana11

2012年度、相続人がいないため国庫に入った額は375億円。

 

朝日新聞を読んでいてびっくり!!

 

相続人がおらず、国に入った財産の総額がですよ、ぜ〜んぶ国のお金になっているんです。

この数字は年々増える傾向にあるそうです。つまり身寄りの無い一人暮らしの人が増えてるって事ですよね。

身寄りのないお年寄りが増えていて、行き場のない財産が国元へ流れて行き、その後何に使われるんでしょうね・・・ちょっと気になるわ。

 

身寄りのないお年寄りということは、天蓋孤独の身、言葉はカッコいいけど中身は人それぞれなのよね。親は他界、一人っ子のため兄弟もいない、だから姪、甥っ子もいない。結婚したが、子どもはいないとか、または生涯独身だったりとか。

 

このお金をまとめているのも、最高裁判所なんです。

理由は、相続人がいなかったり、相続を放棄したりすると、裁判所が相続財産管理人を選任して、亡くなった人の財産を整理していくからだそうです。

 

現在、夏に亡くなった父の相続で、家族を含め税理士さんとの話合いが始まりました。

第一に、税理士さんから父の遺言書はありますか?と聞かれました。今更ながら、遺言書は故人が自らの死後のために遺すメッセージ。

 

私は勘違いしていました。

遺言書は、お金持ちだけが喧嘩しないように財産を分ける目的で書き残すものと思っていたけどそうでもないのね。

 

特に、身寄りのない方で、国庫へ治めるようになるならば、貴女の気持ち、意思を残しましょうと言いたいわ。

 

遺言書は満15歳から書くことができます。

遺言の書き方にもいろいろルールがあります。間違って書いてしまい、無効の遺言になってもしかたないから、遺言を残すと決めたときは、公正証書遺言を作ることをお勧めしたい。

 

しかしながら、375億円。すごい数字だわ。

お金

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