外貨投資
昨年12月の銀行のステートメントを見ると、外貨投資が約360万円ほどあったのに、今年に入って1月の付けのステートメントでは345万に減っていた。
理由は、カナダが金利を下げたことで、10円も円高に動いたことでした。
この外貨投資で、総額の半分ぐらいをカナダドルで持っていたので、減ったんですね。
スイスフランだったら、為替の上限を撤廃したから相当ステートメントの数字もよかっただろうに・・・。
しかし、このごろ外貨投資をしていていろいろ悩むのです。
今週の日経の記事に掲載されていたのですが、英国ヘッジファンド大手のマン・グループ主力ファンドのAHLが、2014年の成績が約31%上がりました。
私もこのファンドを持っているのですが、昨年一年で今までの成績を稼ぎだした感じで、これまでの5年間は「なんでこうなるの?」というくらいに成績が伸びず低迷していました。
まあ、その分を超える勢いで伸びているので嬉しいのですけど。
そして、私のUSD(アメリカドル)も増えました。
つまり円安で、為替でも利益が増えた訳です。
まだ売却していないから税金の支払いに関しては問題はないのですが、売却するときは利益に対して税金が発生します。
しかし、私は解約して戻したUSDをそのまま違うファンドへ乗り換える予定です、つまりドルを円へ換えることをしないので、税金を支払う分の日本円をちゃんと別に用意しとかないといけないわけです。この税金を払うための日本円が用意できなければこのファンドは売れません。
儲かっているのに、なんだかセコイ話だわ。
私のブログでお話ししていた外貨投資に関して、良い商品としておすすめしていた外貨MMFですが、2015年12月までで譲渡益の非課税が終わります。来年からは20%の申告分離税に変更になるそうです。もし外貨MMFを持っている人でこの税金を払いたくないと思っている人は、年内に一度利益確定をして非課税の恩恵を得てみてはどうでしょうか?
CITIバンクの無料トラベラーズチャックサービスも終了しているし・・・。なんか、外貨預金の縛りが増えていきますね。
ちまたの経済紙には、国家破産に備える資産防衛といったタイトルとかで、「円を持っていてはいけない」、「資産の9割を外貨に」ということをいうコメントをするエコノミストもいますが・・・。果たしてどうなんでしょうかね?
私の外貨保有の目的は、老後にかつて生活していたバンクーバーで、たまにバケーションを楽しむことができたら・・・と思う程度なのですけどね。
未来の自分のために使うための「外貨」なのです。
外貨投資で外貨を外貨のままで使える方法を、ほんと真剣に探してみなくては。と思いました。