低金利でも残高最高677兆円
日本経済新聞 1月25日朝刊の記事で、「長引く超低金利にも関わらず、銀行の預金残高が増え続けている」というニュースがありました。
年間10兆円増のペースで更新していて、2015年11月末時点で677兆円に達しているそうですよ。
60歳以上の世帯の預金の増加が目立っているそうよ。
逆に現役世代の預金は減少していて、特に子育て年齢の40代の減少が大きいそうです。
今年の日経平均をみていても、年初から3千円近く下げながら、先週金曜日には900円高という訳の分からないマーケットになっているわ。
私も木曜日に仕込んだETFを月曜日に売って少しお小遣いを稼ぎました。
知り合いの方から、なにか良い投資ある?と聞かれましたが、リスクを取りたくないなら投資はしない方が良いですよ。とお答えしました。
その人にもよるのだけど、分けの分からないものを買って上がるか下がるか心配するなら、必ず利息のつく預貯金で回していく方が良いんじゃないかしら。
たまに銀行で金利優遇キャンペーンなど、うまく利用できるように情報は大切よね。
しかし、本当に微々たるプラス金利だけどね。
あと、このようなキャンペーン商品は投資信託と定期預金の組み合わせタイプが多いのよね。
特に毎月分配金には高齢者は弱いしね。
毎月分配の投資信託と同じ投資信託の年1回の配当を比べた場合、年1回配当のほうが良いです。
安易な目先より、よく考えて知恵を働かせたいものよね。
ほんとマーケットに不安材料が多くなると訳の分からない金融商品が出てくるから、分からないものには手を出さないというスタンスが良いのかも。
デフレから脱却をしたいと思っている政府と、投資をせず現金でもっているスタンスの国民、今後日本はどういう方向へ進んでいくのかしら?
三井信託信用銀行の調査では、今後20年から25年で47度都道府県のうち、30県で預金を中心とした金融資産が2割以上減るという試算がでているそうよ。
「長生き」という言葉は不幸なのか、喜ばしいことなのか?
健康で長生きで、お金があれば本当に幸せなのかな?
未来の自分に問いかけてみたいわ?