平成28年金融レポート

金融庁が出している金融レポートを読んでみたことがありますか?

 

特に、日本の投資信託と販売状況がモニターされている分析は、表現は穏やかだけれども、

内容は、お国がダメ出ししている感ありありです。

 

リポートで、我が国の投資信託販売実態等を見る時、引き続き以下の傾向がみられます。

  • 米国と比べ、リスクに見合いうリターンを上げていない
  • パフォーマンスの良いアクティブ運用投信が少ない
  • テーマ型投信が多い、(売買のタイミングを適切に見極めることが困難)
  • 回転転売が多い
  • 高い販売手数料や信託報酬が多い
  • 販売会社と系列の運用会社の間の結びつきが強い

 

それに、日本と米国の家計金融資産の伸びを比べると、過去20年間の増加率は、日本1.54倍に対し米国は3.32倍と大きな差がでています。

 

家計の金融資産構成も現預金の割合が日本は51.7%、米国は13.7%。

株式、投資信託の割合が日本は18.6%、米国は46.2%。

 

日本では安定的な資産形成ができないのは、誰のせい?

それは投資信託を販売している銀行、証券会社のせいという感じです。

 

今、金融行政方針で、「顧客本位の業務運営」が旬の話題となっていますが、金融機関の取り組みを顧客から正当に評価されるメカニズム「見える化」に取り組んでいくんですって。

 

当たり前のことではないですか?

と言いたいわよね。

 

是非、金融レポート見てください。

http://www.fsa.go.jp/news/28/20161021-3.html

 

銀行や証券会社は対応に苦慮しているんでしょうね。

つれづれ

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