確定拠出年金(DC)
と質問されたら、私の答えは確定拠出年金です。
夏休みに弟からも
「会社の年金制度が変わり、確定拠出年金やったほうがよいかな?」
との質問がありましたが、
「即座にやりなさい!それも積極運用で行きましょう!」
とアドバイスをした。
今日の新聞にも出ていたのですが、確定拠出年金の掛け金を払い込める期間が、60歳から65歳に引き上げる案が出ているそうだ。
2017年の60歳から64歳の就業率は66%となり、確定拠出年金がスタートした2001年から比べると15%も上がっていて、60歳でリタイアは夢なのかもしれない。
日本のDC加入者の運用資産は、元本確保型商品の割合が高い。
企業年金連合会の「2016年度決算 確定拠出年金実態調査結果」をみると、80%を元本確保型商品で運用している人が約1割いるそうだ。
減らしたくない気持ちは分かるが、運用するための資金が積み立てられているだけで、もったいない。
厚労省年金局長が発した通知(2018年1月11日)には、「加入者の集団の属性(年齢別構成、退職までの平均年数等)金融商品への理解度、加入者のニーズ、想定利回りや掛け金額等退職給付における位置づけ等」が例示として明記されて、運用商品にはある程度のリスク性商品を念頭に置こうねと言っているように感じる。
運用成果によって将来受け取れる年金額が変わるので、老後資金準備手段の確定拠出年金での運用と、違う方法(積み立て貯金、NISAなど)と、目的別に資産運用したほうがよいですね。